自分が考えるプロ野球改革案

 

1.脱企業型クラブ

現在一企業の持ち物でしかない球団を複数企業でも持てるようにすること。そうすれば負担が一企業にかかることもなく、いろいろと助けることが出来ると思う。サッカーのように複数のスポンサーがついていけるようにする。

そのためには地域密着型を完全に施行すること。チーム名に企業名を冠することは禁止すること。地域密着については後で詳しく述べる。

そして、排他主義としか思えないプロ野球参加料60億というばかげた事を即刻廃止する。(保証金という形で徴収することは問題ないが、60億は高すぎる)

 

2.プロ野球機構の権力増強

プロ野球の意志決定する機構は、日本プロ野球機構であって、唯一とすること。オーナー会議なるものは、委員会のようのものであって、意志決定する機関でないことを明言する。

そして、観客収入以外、放映権を含む全ての利益をプロ野球機構が管理し、再分配すること。

 

3.ドラフト制、フリーエージェント制の改革

ドラフトは完全にウェーバー方式のみとする。どこの馬の骨とも分からない新人選手に金をかけることを廃止する。

FAは入団時に球団選択の自由がない以上、残すべきである。ただし6〜7年で取得できるものとし、その際に発生する移籍金は年齢に応じて係数をかけ、若い選手ほど高く、ベテランほど安く移籍できるようにする。

 

4.弱小球団への支援

メジャー同様、一定額以上の年俸を支払った球団は、その超えた分だけ、経営の厳しい球団に回す制度を確立させる。ある程度儲かっている球団は、プロ野球社会に還元しなくてはならない。

 

5.身の丈にあった経営をすること

今のように支出が収入を大きく上まわっているような経営をしないこと。監査役を設け、その球団の収入にあった経営をするように監視する。Jリーグは収入も少ないが、支出も少ないので、赤字球団が少ない。おおいに参考にすべきだろう

 

6.日本で解決すること

日本プロ野球は日本人のものである。よくメジャーに挑戦できるシステムや台湾、韓国の球団を入れるという話も聞くが、日本の国内リーグの話であるので海外に頼ったりしない。あくまで自分たちで解決していく。そうでないと日本プロ野球とは言えないだろう。ただし各国のチャンピオン同士で何か大会をするというのは別の話である。2005年には野球のW杯も行われるようなので、国対抗というのは別機会で行うものとする。

 

7.球団数を増やすこと

地域密着を行うためには球団を日本全国に広げなくてはならない。そのためには12球団では少ない。

以上が私のプロ野球改革7箇条である。

 

その中で1〜6については色々なサイトもあるし、自分もある程度まとめたので省くが、最後の球団数を増やすということについて検証をしていく。

 

一章 地域密着からの視点

現在プロ野球団は地方別に見ると

北海道 1

東北  0

関東  5

中部  1

近畿  3

中国  1

四国  0

九州沖縄1

関東に球団が集中していることがよく分かる。人口から見ても多少関東に集中するのはいたしかたないが、あまりに集中しすぎている。地理学的に見ても、東北と中部北部、つまり北陸、甲信越、そして四国は空白地帯である。

それらの地域に球団を持っていくとなると、単純にあと4つは欲しい。

その様なスポーツ空白地域こそ、球団を持っていくと強力にサポートしてくれるのはJリーグを見ればよく分かる。

地域密着、日本全国に野球を広めるという使命を持つ以上、球団を増やす方法が最善と考える。

 

二章 選手の増加

球団数が増えれば当然プロ野球選手が増える。すると底辺が広くなるわけで、チームとしてはレベルが下がるかもしれないが、自然と切磋琢磨されて日本の野球のレベルが全体的にあがっていく。

2005年から野球のW杯が行われるようだが、そこで勝つためにも日本の野球のレベルはもっともっとあげなくてはならない。

選手が増えるということは、一球団に良い選手が集中することも若干防ぐことが出来るし、たとえそうなったとしても、すぐに若い選手を、一流のフィールドに連れて行かざるをえなくなるので、これまた選手のレベルアップに大きく寄与する。

少し変な言い方になるが、レベルの格差が広がれば、トップレベルの個人記録が伸びていく。広い底辺の中のトップなので、非常にレベルの高い選手が生まれるし、またその記録も、これまでより低いレベルの選手と対戦することにもなるから、トップレベルの選手は記録が伸びやすくなる。

これはメジャーも同様で、球団数が増えたからこそ、昨今の本塁打数の増加があるわけで、また選手が足りないから日本人メジャーリーガーが増えた側面はある。

雇用の確保という面から見ても選手の増加は歓迎であろう。経営側も今ほど人件費がかかることがない。(もちろんやり方しだいである)

 

三章 試合数

今回チーム数を増やす案を出した最大の理由がこれ。各球団別試合数である。

私だけが感じているのかもしれないが、日本のプロ野球はいつも同じ対戦ばかりで目新しさがない。

現在6球団で135試合制ということは1球団あたり27回対戦することになる。これではしょっちゅう同じ試合と言われても仕方がないだろう。

目新しさが少ないからこそファンも興味を失っていくのでは無かろうか?

そこで、自分が考えた2リーグ16球団制だと、単純19試合ほどに削減できる。

(また違った妙案を考えているが四章で述べる)

サッカーは1年を通して同一球団に2回しか対戦しない。今年イングランドリーグでアーセナルとチェルシーというチームが国内リーグ戦の他に、欧州での強豪クラブのみ参加できる大会と、国内トーナメント戦で実に5回も対戦した。

これは非常に珍しいケースである。このように対戦数が少ないからこそ、1試合1試合が大事にされる。

野球はマラソンのようなスポーツである。サッカーのリーグ戦は年間40試合もないのに、野球は130試合以上行う。メジャーに至っては162試合だ。それだけ長いシーズンを戦って結果を出す。しかし、それだけ長いと飽きてしまうのは致し方ない。だったら百数十試合、飽きさせないために、常に異なるチームと対戦させる。そうすれば、長いシーズンながらも、その対戦を大切にしなくてはならなくなる。緊張感を持って戦えるのだ。

 

四章 ポストシーズン

これは日本人の気質なのだろうか、決勝戦というものを非常に好む民族である。Jリーグも1リーグ制なのに、日本一決定戦を何とか行おうとする姿勢も、そこからくるものであろう。このような決定戦は少なくとも欧州サッカーではない。

野球では日本シリーズというものがある。2リーグ制なので各リーグのチャンピオンが対戦するのだ。

その反面長いリーグ戦を行うと、早々と優勝の大勢が決まってしまい、シーズン後半は面白くなくなるという声も聞く。そのため2004年パリーグではリーグ優勝決定戦というものを用意し、そこにはリーグの3位まで入れば良いことになっている。つまり1位だろうが3位だろうが最後のリーグ優勝決定戦という場に立てるのである。(実際には勝ち抜けするための勝利数を変化させて1位が有利になるようになっている)

下手に3位チームがリーグ優勝してしまうと、長いシーズンはいったい何だったのだろうか?という事にならなければいいかと危惧する。リーグ戦が競った結果での優勝決定戦なら良いかもしれないが、リーグで10ゲームも20ゲームも離されたのもかかわらず優勝されると、果たして優勝チームとして名乗っていいものなのか?甚だ疑問である。とはいえ、元々の発想は理解できる。どうやったら終盤まで盛り上げることが出来るのだろうか?という苦肉の策なのだろう。

メジャーも2リーグ制だが、それぞれのリーグは3地区に別れる。各地区優勝チームと2位の中から一番成績のよいチームの4チームでトーナメントを行い、リーグ優勝を決める。この2位のチームをワイルドカードというが、なんでもバスケットやアメリカンフットボールで採用されているシステムらしい。

もっともメジャーでも反対意見があり、長いシーズンを戦い抜き勝ったチームに敬意を表して欲しいという記事を読んだ記憶がある。

それはさておいても、メジャーではシーズン162試合終了後およそ1ヶ月かけてアメリカチャンピオンを決める大会が行われている。

自分もその方式を日本でも採用すればよいのでは、と考える。

 

16球団だから1リーグ8球団、東西2地区にわけ、1地区4チーム。4チームの中から優勝を決め、リーグ優勝戦〜日本シリーズへ移行するのが良いだろう。

4チームと地区のチーム数が少ないから、優勝争いも意外と燃えるかもしれない。また、2位のチームもワイルドカードとしてリーグ優勝戦に加えてもよいかもしれない。

先ほどの話と矛盾するのでは?と感じる方もいると思う。しかし同一リーグの1位対2位では、おかしいと思うが、異なる地区同士の1位対2位であれば、まだ理解できるのではないだろうか?もしかしたら片方の地区の方が強い年もあるかもしれない。そうなった場合、やはりリーグ優勝決定戦は強いチームどうしてでやって欲しい。

このようになれば日本も一ヶ月かけてポストシーズンを戦うことになる。

三章で述べた私の試合数についての妙案だが、2リーグ4地区に分けるので、このようにしたらどうだろう?

地区内同士の対戦 3×16試合=48試合

地区外との対戦  4×12試合=48試合

そしてメジャーのインターリーグ同様、リーグを超えた対戦を行う。メジャーと異なり全チームと対戦するようにする。あまりに試合数が多すぎると興ざめするが、各チーム6試合くらいならどうだろうか?

すると 8×6試合=48試合。合計144試合制となる。

このくらいで行えば、常に新鮮みを持って各チームと対戦できるのではないだろうか?

例えば地区内同士の対戦が16試合しかないということは、だいたい野球は3連戦行われるので、6節しか無いことになる。だいたいシーズンは半年なので単純に1ヶ月に1回しか対戦出来なくなる。もしこれが首位攻防戦直接対決だったら、負け越した場合、リベンジするのに1ヶ月待たなくてはならない。

これはおおいに盛り上がると思うのだが・・・・

 

五章 具体案

ここまで来ると私の趣味の世界な気もするが、ここまで来たら、大いにシュミレートさせていただこう。(私の妄想とも言う(笑))

 

一章にも述べたように球団数は関東と関西に集中している。関西は今回の合併話が出ていることもあるので、セ・パ1球団ずつで十分だろう。というわけで1球団移って頂く。

関東は5球団あるが、県別に見ると東京が2球団で、あとは埼玉、千葉、神奈川と周辺に散らばっている。となると、東京の2球団のうち一つくらいは移っていただきたい。自分はヤクルトファンなので、ヤクルトは是非残って欲しいし、巨人はどこへ行っても人気があるから(今のところは)巨人こそ東京から出ていって欲しい。でも冷静に考えると、それは無理だろう。ここまでやってナベツネを怒らせたくないし(本気でこの案を交渉するなら(笑))、これまでも功績(功罪も多いが)も、経営的にも東京にふさわしいのは巨人で、私情挟まずに考えたらヤクルトが出て行くべきだろう。ということでヤクルトが移って頂く。

これで現行10球団はそのまま残るとして、あと6球団どこに作るかということになる。

ただやみくもに球団を持っていっても、仕方が無いので、単純に人口が多い都市で、既にプロ野球が開催できるような球場を所有し(新規に作るのは費用がかかりすぎるので)、野球が盛んそうで、Jリーグを含めて既に球団が近くになるべくない事を条件に探してみた。

1 九州沖縄

九州にはすでに福岡に立派なスタジアムと球団がある。ただし場所が福岡という九州で一番北の場所で、南の方は何もない。沖縄も考慮に入れるべきかもしれないが、残念ながら人が少なすぎる。距離的にも遠すぎるので厳しいだろう。そして大規模な球場がない。

となると、南にある九州の都市としては、鹿児島が真っ先に思い浮かぶ。高校野球も強く非常に野球が盛んな場所である。しかしここも大きい球場がない。

球場というだけで言うなら、その隣宮崎県にすばらしい球場がある。それは宮崎サンマリンスタジアムである。あの長嶋茂雄氏が命名し、巨人のキャンプ地で知られる場所である。宮崎という場所は人口的に少なそうだが、地理的には福岡のちょうど対角に存在し、また、交通の便から言っても、高速も新幹線(工事中)も直接宮崎に行っておらず、いい意味での僻地である。

ここに、もう一球団。福岡がパリーグだからセリーグ球団を創設すればいいと思う。

懸念材料としては、巨人色が強い地域なので、同じリーグに存在するとなにかとまずいのでは?ということがあるが、そもそも福岡も西鉄が存在し、西鉄が所沢に行き、その後同じパリーグの南海が大阪から福岡に来た経緯がある。福岡は西鉄ファンが多く、その流れで西武ファンが多い地域だったが、今はダイエーファンの方が多い。この点は問題ないだろう。

九州第二の球団は宮崎県宮崎市に決定。

2 四国

四国には球団が全くない。唯一サッカーが徳島に存在しているがJリーグ加盟していない。そして野球は四国どこでも盛んで、高校野球も常に上位に来る強豪地域である。ということで、どこにでも作れそうである。

野球のキャンプ地のイメージが強いせいか、まっさきに高知が思いつくが、高知は大きな球場がない。春野球場では、プロ野球開催は難しい。それに各球団高知からキャンプ撤退してしまっている。いろいろと理由があるのだろうが、球団を持つには残念ながらマイナス材料と言わざるをえない。

徳島、香川も球場がない。さらに徳島は関東から見ると意外と思うかもしれないが、関西色が非常に強い地域である。橋渡ってすぐに兵庫県に入ってしまうので、徳島県は却下とさせてもらった。

となると、残る一つは愛媛県。そう愛媛県松山市には坊ちゃんスタジアムという立派な球場がある。そして何よりも、野球という言葉を作ったといわれる正岡子規の出身地でもある。近くに化学プラント等工業地帯があり、産業的にも申し分ない。これほど球団を持つのにふさわしい場所は無いだろう。ということで四国からは愛媛県松山市で決定。

3 中国

すでに広島に球団があるので新設は必要ないだろう。惜しいのは広島市民球場が狭いこと。広島駅の旧貨物ターミナルに新球場を建設するという話を聞いたことがあるのだが、その後どうなったのか分からない。

もう一つお隣岡山県倉敷市にマスカット球場というプロ野球開催可能な立派な球場があるが、地理的に既に球団のある広島と兵庫の間なので厳しい。

中国地方は現在ある広島カープがそのまま残る。

4 近畿

現在3球団あるが、前述したとおり1球団は出て行ってもらう。候補は合併の話もあるしパリーグが2球団あるので、オリックスか近鉄どちらかになるが、こちらは甲乙つけがたい。というのは経営的には破綻している近鉄がなくなるほうがいいのだろうが、そうなると、大阪に球団がなくなってしまう。球場的には大阪ドームも捨てがたいが、グリーンスタジアム(現yahooBBスタジアム)もメジャーを意識した天然芝の良い球場である。

しかし、やはり経済的に破綻をきたしている方が身売りせざるをえないから、近鉄がどこかに移るということになるだろう。

そうなると兵庫県に阪神とオリックスの2球団になってしまう。球団名はこれからは地域名をつけることになるから、兵庫タイガースに神戸ブルーウェーブとなるのだろうか?

タイガースはどうもしっくりこない。ここは一つ柔軟に、昔は実際にあった球団名であるし、本拠地は兵庫にあっても大阪タイガースを名乗らせても良いのではなかろうか?

大阪ドームはもったいないので、準本拠地として、両球団が使用するのが良いだろう。

近畿からは現在ある近鉄が身売りし、オリックスが神戸ブルーウェーブ、阪神が大阪タイガースとして残る。

5 中部

地理学的な中部地方は、福井、石川、富山、新潟、愛知、岐阜、長野、山梨、静岡と広い。間には日本アルプスをはじめ高い山も多く、生活圏で考えると一緒に考えるのは無理がある。

そこで、よく使われる地方名で、北陸、東海、甲信越に分けさせてもらった。

5−1北陸

北陸は福井、石川、富山、新潟でくくった(厳密に言うと新潟は甲信越かもしれないが、北陸に入れさせてもらった)。

この4県で一番大きい都市は間違いなく新潟である。しかし新潟には大きい球場がない。現在建設中であるらしいが、新潟にはすでに立派なJリーグのチームもあるので、外させてもらった。

次に大きい都市となると金沢市になる。人口、産業ともに申し分なく、球場も手狭な感じはするが、あることはある。

しかし私はあえて、お隣の富山県に球団を作ることを提案する。というのは、富山県にはアルペンスタジアムという新しい立派な球場がある。ここを使わない手はない。また人口、産業もまずまずで、金沢ほどではないものの、設立するだけの条件はそろっていると考える。

また、金沢と富山は地理的にも近く、富山県民が金沢に通勤するということも多いようだ。なので、この両都市の結びつきは強い。そう考えると、ここは富山に球団を置いても問題ないのではと考えた

というわけで、北陸からは富山県富山市で決定。

5−2 東海

東海地方は静岡、愛知、岐阜(南部)で考えるが、ここは文句なしで中日ドラゴンズが名古屋ドラゴンズとして残るだろう。考えるまでもない。

5−3 甲信越

ここでは長野、山梨、岐阜(東部)で考えるが、ここも簡単で、岐阜は人口が集中しているのが東海に入れた南部なので、ここでは却下。山梨は甲府という大きな町があるが、関東に近いことと、ここもまたJリーグがあるので、あえて却下。

そうなると長野県しか残らない。そして長野県ではオリンピックの開会式が行われたオリンピックスタジアムがある。ここもプロ野球開催可能な球場である。

ということで甲信越からは長野県長野市で決定。

6 関東

前述したとおり関東地方には現在5球団あるが、ヤクルトが出て行くという形で4球団にした。ちょうどセパ2球団づついるので、そのままチーム名を地域名にして存続すればよいだろう。

つまり東京ジャイアンツ、横浜ベイスターズ、所沢ライオンズ、千葉マリーンズ

7 東北・北海道

北海道は現在日本ハムがいる。そのまま北海道ファイターズで残れば良いだろう。

残るは東北地方だが、この時点で球団数は14。近畿以西に6球団。関東以北に5球団。中部に3球団。そもそも提案では2リーグで各リーグ東西地区に分けるので、東日本に球団をあと2つ作りたい。東西どちらにでも入れられそうな中部地方は、すでに3球団と飽和状態。関東はわざわざ1球団減らした。北海道も1球団で十分。消去方で東北地方に2球団置くしかない。東北地方は地理的には広く2球団十分における。ただ心配な点は人口が若干少ないことだ。

東北で最大の都市は仙台である。いや仙台以外に球団を置く場所は見当たらない。

球場も宮城球場という古い球場があるが、プロ野球開催は可能だ。多少改修はするとしても、仙台に球団を置くことで決定としよう。

南東北である宮城県に球団を作ると、残る一つは北東北に作りたい。青森、秋田、岩手である。ただ、残念なことに、この3県には良い球場がない。秋田県には大館樹海ドームという木造ドーム球場があって、これは面白いと思ったが、1万人も収容できず、またドーム球場であるため、席を増やすことも不可能であろう。

一方で南東北の山形県には日本第一号の内野も天然芝球場があったり、福島県にも立派な球場が2つある。北東北案を捨てて、こちらに設置しようかと思った。

ところが、つい最近になって秋田県に新しいスタジアムが出来ていることを知った。その名もこまちスタジアム。天然芝のプロ野球開催可能な球場である。この存在を知った私は、もうここに設置するしかないと考えた。

というわけで、最後の1球団は秋田県に決定した。

 

8 チーム一覧

こうして日本全国ちらばるように16球団作ってみた。まとめてみると以下の通り。

     セ   パ   新

北海道      1

東北           2

関東   2   2

中部   1       2

近畿   1   1

中国   1

四国           1

九州       1   1

なるべく同じ地方に同一リーグに入れたくないのと、各リーグ東西地区に分かれることを考慮して、新球団がセ・パどちらに所属するか考えた。

九州は福岡がパなので宮崎をセにした。

中国は広島がセなので、四国の愛媛をパにした。

この時点でセリーグ西地区は宮崎、広島、大阪、名古屋。東地区が東京、横浜

パリーグは西地区が福岡、愛媛、神戸。東地区が所沢、千葉、北海道。

残るは秋田、仙台、長野、富山である。各リーグ東地区が不足しているので、東北のチームがそれぞれ入る。パリーグには北海道がいるので、より関東から近い仙台がパリーグにし、秋田をセリーグにした。

最後はパリーグ西地区とセリーグ東地区が不足していて、中部の2チーム長野、富山が余っているが、この2都市の中で東側にある長野がセリーグ東地区に、西にある富山がパリーグ西地区に入る事にした。

まとめると以下の通り

セリーグ東地区:秋田、東京、横浜、長野

セリーグ西地区:名古屋、大阪、広島、宮崎

パリーグ東地区:北海道、仙台、所沢、千葉

パリーグ西地区:富山、神戸、愛媛、福岡

なかなかうまく振り分けられたと思うがどうだろうか?

    

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